私は会社の制度を利用して無休の休職を取得し、秋にこれまでのサラリーマンの会社に復職しました。
復職をする時にテレワークの方が効率よく働けるので、
テレワークで働ける部署や、私の希望の分野をリクエストしました。
10年以上働いた会社ですが、部署が違うとこうも異なるのですね。
社内で転職したかの感覚があるほどにこれまでと全く違う雰囲気、進め方でした。
これまで居た部門のように、今の部門も上からは会社独特な指示等が下りてきていたと思います。
恐らく部長が何も気にしない、或いは敢えてスルーしてくれていたのだと思います。
メンバーにはプロパーはいなくて、転職してきた人か、買収されて転籍した人しかいませんでした。
復職以降、一度も出社したことがありません。
PCやスマホは宅急便で送られ、ずっとテレワークで仕事をしました。
一部の資料のみ印刷しましたが、それ以外は紙を印刷することもありませんでした。
このまま出社しないで最終日を迎えることもできましたが、
「出社する?出社するならみんなで合わせるよ!」と言われ、
何となく「言った方が良いのかな、けじめとしてご挨拶で行こう」と思い出社しました。
これが復職後、最初で最後の出社です。
仲の良い不動産仲間の先輩にも連絡すると、
「最初で最後の出社、ほんま斬新やね~」と言われました。
休んだ期間があるとはいえ、長い期間お世話になりました。
退職する実感がありませんが、言われてみるとちょっと寂しい気もします。
でもどちらかと言うと、これからの楽しみの方が大きいかな‥。
たくさん嫌な思いをして、お局に苦労し(私の後任もすでに退職していたようです)、
仕事をしてくれないボスもいました。
振り返る時は、なぜか楽しい思い出ばかり思い出します。
今の業務内容は本当に興味深く、毎日が楽しかったです。
嫌なことゼロでした。
多分休職前にこの部門にいたら、休職することすら考えなかったのだと思います。
そうなると私は転職を検討することもなかったし、ずっとこの会社にいたのかもしれません。
色々なめぐり合わせなのですね。
今のボス、初めて会ってご挨拶しました。
オンラインでは何度かあります。
普通はこんなに短い期間でやめるなんで、
本当にご迷惑おかけしてしまい、中にはあからさまな態度を取る方もいると思います。
でも今のボス、心が本当に安定していて、一人一人を見てくれて心がとても広い。
「会えてよかったよ、これから頑張ってね。」と、爽やかでした。
「戻りたくなったらいつでも戻ってきていいから」ともおっしゃって下さり、
最後にこの方の部下として働けたことを嬉しく思いました。
これまで尊敬できるボスは正直いませんでした。
能力があっても正確に難があったり。
でも今のボスは優秀なのに性格も良く、周りを和ませてそしてやる気にさせてくれます。
「こんな人になりたいな」と思える方に社内で初めてお会いしました。
この復職期間も私にとっては大変貴重な経験でした。
年末最終日まで働くので、まだ数日。
残りの時間を悔いのないように過ごしていきたいです。
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