私の母の実家を2020年に売却しました。
2019年秋頃から動き出していました。
この時も、業者さんのウソはありました。
母の実家は、母が小さい時から住んでいました。
そのため、謄本や不動産権利書は、もちろん昔くて、誤りもありそうです。
売買を検討するとき、業者さんは必要な書類を確認したり、謄本を取って現地調査へ行ってくれます。
すると、実際に所有する土地の一部が、登記上に登録されていないところがありました。
この時、「登記しないと他の人に取られてしまいますよ!」と、確かにおっしゃいました。
登記の情報は正しくないことがあります。
ある土地が登記されていても、その登記簿上の所有者と、実際の所有者は別にいることがあります。
また登記上の他の人が所有者になっていても、不動産の真実の所有者が所有者となります。
つまり、母の実家の土地を仮に誰かに登記されたとしても、
所有しているのは母なので、母の所有している土地になります。
誰かに取られることはありません。
「早く登記しないと、他の人に取られてしまいます」とか言って、煽って焦らす作戦でしょうか。
このとき感じました。
きっと煽って心配にさせて、「どうしたら良いですか?」を待っている。
そうしたら、「当社にお任せください・・」とガッツリ心を掴める感じでしょうか。
「早く売って欲しい。そして他社ではなくうちに依頼して欲しい」、ここに尽きるのでしょうね。
業者さんはウソをつくときも、自信を持ってウソをつきます。
自信を持つことによって、疑う余地も持たせない → 正しいと疑わず、調べる行為に至らないようにする。
??と思ったことは、一度自分でも確認は必要でしょうね。
今はネット上に、たくさんの情報が溢れています。
でも情報が多すぎたり、中には誤っている情報もあります。
行政や自治体、業界関連公式サイトには大抵正しい情報が掲載されています。
また知りたい情報が記載されていないときは、状況に応じて私は電話で問い合わせしています。
皆さんも業者さんの言葉を鵜呑みにせず、一度手元でご確認くださいませ。
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