不動産大家さんの中には、結構派手な生活をされている方も一時期は見かけました。
儲かっているようで、とても羨ましいと思っていました。
教科書的には専業大家さんになるまでは、「不動産からの所得に手を出してはいけない」と耳タコでよく聞いてきました。
使わずに取っておいた家賃収入の積み重ねは、次の投資への自己資金とするためです。
他に複業をされていない方は、収益不動産から得られる収入で生活費を賄うことになるかと思います。
脱サラして専業大家さんになった後も、生活必要最低限以外は次の投資への自己資金とするのが鉄板です。
堅実なお金の使い方をしていると、お付き合いのある銀行さんも喜びます。
行員さんは言葉にはせずとも、しっかり見ているようですね。
そして堅実な人に次の融資のチャンスが訪れることも・・。
1、法人
法人の場合は口座名義が法人名となり、法人の資産は個人の資産ではないため、管理しやすいですね。
2、個人
個人所有の不動産収益+運営に関わる出費や税金関連は、サラリーマン給与・個人的に使用する口座とは別に作り、分けて管理していました。
厳密に言うと、フリーランス(個人事業主)の口座と普段のプライベート口座は、分けて管理しています。
私は専業大家ではないため、家賃収入をプライベートな使用はしていません。
今は役員報酬で給与を受け取っていますが、法人口座と同じ銀行で個人口座を作り、そこへ給与振込しています。
その個人口座は私の日常使いの口座ではないため、手はつけていません。
例えば、サラリーマンで年収1000万の場合、所得税と住民税、社会保険料を控除され、手取りは約700万円。
年収1000万の方の生活費が家賃含めて月に40万とすると、年で480万。
700万-480万=220万/年間手残り
私はサラリーマン給与所得は高くなく、平均的な所得水準(時短勤務分、それ以下)です。
しかし年収1000万の方の年間手元に残る約220万以上の現金を毎年貯めることは不可能ではなさそうです。
とにかく年収が低くても、自己資金をでいるだけ溜めていけば、道は開けるかと思っています。