2023年9月12日
ホンダがEVを見据えて世代交代、55歳以上の社員を対象に募った早期退職に2000人超えが応募したことがかわったようです。
ホンダ、早期退職2000人超 EV見据え世代交代:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC051GS0V00C21A8000000/
電気自動車(EV)シフトを見据え、担い手となる社員の世代交代を進めるようです。
今回の早期退職優遇制度の対象は55歳以上64歳未満。
多くの会社では定年退職が60歳が多いです。
2013年に施行した「改正高齢者雇用安定法」により、企業には希望する従業員については65歳までの雇用維持が義務付けられました。
年金の受け取れる年齢が上がったため、65 歳までの再雇用制度が導入されました。
通常、60歳で一度退職金を受け取り、その後は嘱託社員等に切り替わります。
ホンダは本人の希望により定年延長できる制度にされていたのですね。
ホンダの定年延長、「割を食う」のは誰なのか | オリジナル | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース (toyokeizai.net)
AIにより人為的な業務量が削減され、必要な社員数が減っていく。
退職金に最大3年分の賃金を載せても、日本の年功序列制度により、年収の高い年代を削減したい。
そして若手や新たに採用する中途社員については、ジョブ型雇用の年俸制にする会社も多いのかもですね?
世代交代は同業他社や自動車業界を越え、徐々に広がっていくのでしょうね。